アクティングアウト(行動化)という指標 <TOP POINT12月号より>
2019.01.19
最近始めた「TOP POINT」、
12月号で思わずマーカーペンを引いた箇所がありました。
「キレる中高年:アクティングアウトという指標」
日本の中高年の心の未熟さの特徴の一つは、
自分の感情をうまくコントロールできない人が多い事。
成熟した人間は、感情を自分の内面に保持でき、かつコントロールできるのだそうです。
例えば、成熟した人なら電車の優先座席に座ってスマホをいじる若者を
穏やかにたしなめられます。
一方で、いきなりキレて怒鳴りちらす中高年もいます。
後者の様に、自分の否定的な感情をコントロールできない、
これを「アクティングアウト」(行動化)と言うそうです。
アクティングアウトせずに、自分の内面に感情を保持できるかどうか、
これが成熟/未成熟の分岐点らしいのです。
現代人が切れやすいのは、生活が便利になりすぎたのも要因。
少し歩くとコンビニがあり、欲しいものはスマホ検索し即購入。
今すぐ自分の欲求を実現したい、欲求を抑えられない(欲求の遅延化ができない)
中高年が増えているのだそうです。
私自身も思い当たる節がいくつかあり、特にスマホを持ち出してからは、
便利になった反面、せっかちになりイライラすることも増えていたように思います。
自分の欲しい情報だけが偏り、苦手なモノや人を知らず知らずに遠ざける、
この記事を読みハッとさせられた瞬間でした。
<今回のTOP POINTを読んでの誓い>
否定的な感情をも一旦は内面に保持し、自らが感情をコントロールできる大人を目指す。